【フタモンアシナガバチ編】警戒レベル:中!アシナガバチの種類

フタモンアシナガバチとは?

フタモンアシナガバチ(学名:Polistes chinensis)は、日本をはじめアジア全域に広く分布するアシナガバチの一種です。
その名の通り、体には2つの模様が特徴的で、アシナガバチの中でもよく見られる種類です。
主に、住宅地や都市部、さらには山間部や森林など、非常に多様な環境に適応しています。
アシナガバチはスズメバチ科に属しており、体長は約15〜20mmと、スズメバチに比べてやや小ぶりです。
体色は黒と黄色の縞模様で、スリムな体型をしているため、飛んでいる姿はスズメバチよりも軽やかです。
足が長く、飛行中には足が体から垂れ下がっている様子が観察できるため、アシナガバチという名前が付けられました。

生態と習性

フタモンアシナガバチは、春から初夏にかけて女王バチが巣を作り始め、そこに働きバチが生まれ、巣の維持や餌の収集を行います。巣は小さな蜂の巣のような形状をしており、軒下やベランダ、木の枝、さらには公園の遊具など、人間の生活圏でもよく見られます。
アシナガバチは肉食性が強く、幼虫には主に昆虫を捕まえて与えます。
特に毛虫やアブラムシなどの害虫を捕食するため、自然界では益虫としての一面も持っています。
これにより、フタモンアシナガバチが存在することで、ある程度の害虫駆除が期待できるのです。

危険性

フタモンアシナガバチは、通常はおとなしい性格ですが、巣に近づくと攻撃的になることがあります。特に、巣を刺激したり、巣の近くで大きな動きや振動を与えると、複数の働きバチが集団で攻撃してくることがあります。

フタモンアシナガバチに刺されると、スズメバチほどの強力な毒性はありませんが、それでも痛みや腫れが生じます。
特にアレルギー反応を持つ人にとっては、刺されることで重篤な症状が現れることがあります。
蜂毒アレルギー(アナフィラキシーショック)を発症すると、呼吸困難や血圧低下、さらには命に関わることもあるため、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
また、一度刺されるとその場所が非常に痒くなることが多く、掻いてしまうと二次感染のリスクが高まるため注意が必要です。
通常は数日で腫れや痛みが引きますが、症状が悪化した場合は適切な処置を受けることが重要です。

フタモンアシナガバチの巣を見つけた際、自力で撤去を試みるのは非常に危険です。
巣を刺激すると、働きバチが一斉に攻撃してくる可能性が高いため、専門業者に依頼して安全に撤去してもらうことが推奨されます。
特に、夏場から秋にかけては巣が大きくなり、働きバチの数も増えるため、この時期の巣の撤去は注意が必要です。

まとめ

フタモンアシナガバチは、害虫を捕食するなどの益虫としての一面を持ちながらも、巣に近づいた際には攻撃的になり、刺されるリスクがあります。
特に蜂アレルギーを持つ人にとっては、刺されることで重篤な症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

巣を見つけた場合は、専門業者に依頼して安全に撤去することが推奨され、日頃から巣が作られそうな場所を確認し、早期発見を心がけることで被害を最小限に抑えることが可能です。
フタモンアシナガバチとの共存を意識しつつ、安全に対処することが大切です。

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